糖尿病ではないといって安心できない「境界型(耐糖能障害)」

境界型(耐糖能障害)とは、糖尿病と診断されるほどの高血糖ではないものの、血糖値が正常より高い状態(空腹時血糖が110mg/dl以上126mg/dl未満、ブドウ糖負荷後2時間値が140mg/dl以上200mg/dl未満)のことをいいます。膵臓から分泌されるインスリンが不足している、もしくはインスリン抵抗性により血液中のブドウ糖が消費されにくい状態にあり、糖尿病の予備軍であることがいえます。1時間値が 180mg/dL 以上だと、動脈硬化の危険性が高くなるので注意が必要です。

境界型(耐糖能障害)の人は、糖尿病と診断されないまでも、定期的に検査を受け、食事に加えて運動など、生活習慣を改善する必要があります。ちなみに、境界型から糖尿病に進行するケースは3~5%です。しかし、境界型の状態が長い間続くと、合併症を起こす可能性もありますので注意が必要です。
糖尿病へと進行させないよう、食事療法と運動療法を行い、糖尿病を予防しましょう。