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特殊な糖尿病とその状態
シックデイ(Sick day)とは、糖尿病の人が糖尿病以外の病気にかかったことをいいます。風邪、発熱、食欲不振、嘔吐、下痢などで血糖コントロールが乱れ、糖尿病が悪化することがあります。
私たちの体にとって、病気は大きなストレスです。ですから、病気になった場合には、いろいろなホルモンを出して、病気を克服しようとします。
ストレスで増加したホルモンは血糖を上昇し、血糖を下げるホルモンであるインスリンの分泌や働きを一時的に抑えてしまいます。インスリンが慢性的に不足状態にある糖尿病の人の体内では、インスリンの作用不足が一層進んで、血糖が上昇。さらに、食事がとれない、発熱や下痢が続き脱水症状になると血液が濃縮されるので、これも血糖を上げることになります。
シックデイでは、早い段階で病気を治療して、血糖コントロールの乱れを最小限に食い止めることが大切です。そのためには、特別な自己管理が必要になってきます。
対応を誤ると、場合によっては昏睡 (1型の人は糖尿病ケトアシドーシス昏睡、2型の人は非ケトン性高浸透圧性昏睡)を起こし、死亡することもあります。