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特殊な糖尿病とその状態
ステロイド糖尿病は、ステロイド(糖質コルチコイド)が体内に過剰に存在すると引き起こされます。糖質コルチコイドの過剰状態は、副腎皮質の腫瘍などによっても引き起こされますし、治療薬としてのステロイドによっても起こります。
ステロイド(糖質コルチコイド) による肝臓における糖新生亢進作用や、末梢組織におけるインスリン抵抗性の増強が原因と考えられています。
ステロイド糖尿病は、一般の糖尿病と比べて血管合併症(網膜症、腎症)が起きる可能性が低いといわれています。これは、ステロイド糖尿病が、一般の糖尿病に比べて高血糖になる期間が短いためと考えられています。
ステロイドが血糖を上昇させるのは投与から2~3時間後で、約5~8時間後に最高値となります。軽症のステロイド糖尿病では、通常空腹時(朝食前)血糖は正常で、昼食後と夕食前・後の血糖が高くなります。ですから、1日の血糖値の変動をチェックすることが大切になってきます。