合併症が進行しないよう血糖コントロールを!

加齢とともに、糖尿病性の合併症の頻度は高くなり、動脈硬化などの病気も出て、いくつもの病気に苦しむ人が増えます。しかし、血糖コントロールが実行できれば、合併症の進展を遅らせることができるのです。
ただ、成人と違い、いろいろな機能が低下しているため、自覚症状が出にくく、異常に気がつかないことも少なくありません。血糖値やグリコヘモグロビンなどの血液検査だけでなく、眼底検査や動脈硬化などの検査も定期的に行い、糖尿病を管理することが大切です。

◆非ケトン性高浸透圧性昏睡◆

高齢になると、水分量を調節する渇中枢の働きが鈍くなり、水分が不足してものどの渇きを感じにくくなります。その結果、脱水となり昏睡に陥る場合があります。これを「非ケトン性高浸透圧性昏睡」といい、2型糖尿病の高齢者の方に多い糖尿病性昏睡です。
脱水症状が長く続くと、血液が凝縮して浸透圧が上昇し、脳卒中などの危険性も増大します。とても死亡率が高い糖尿病性昏睡ですので、家族の方は注意しなければなりません。