ムリなく「続ける」ことが糖尿病対策の近道

運動療法は、「続けること」に大きな意味があります。
体が悲鳴をあげるような激しい運動では、つらさや苦しさばかりを感じて、挫折することになりかねません。そればかりか、足や腰に負担をかけ、最悪の場合は運動ができなくなる危険性があります。
ですから、

じんわり汗ばむ程度
心地よく続けられる
楽しくて充実感がある

といった感覚を味わいながら行える運動がベストです。
最初は、自分の体力すべて出し切るのではなく、少し物足りないくらいに止めておきます。そして、次第に体力がついてきたら、段階的に運動の量・頻度を上げていく。これが、ムリなく、気持ちよく運動を続けていく秘訣です。
続けることが重要

脈拍数で自分に合った運動強度がわかる?

運動の最中に、脈拍数を数えたことはありますか?
実は、脈拍数で糖尿病対策に最適な運動強度が発見できるのです。

上の図は、脈拍数の程度による運動強度の高低を表しています。
自分にピッタリの脈拍数がわかったら、今度は運動中に一度立ち止まり、脈拍数をチェックしてみてください。手首の内側に人差し指・中指・薬指の3本を軽く当て、15秒ほど脈拍を数えます。この数字を4倍すれと、ちょうど1分間の脈拍数が推測できます。40%~60%くらいの強度を心がければ、気持いい運動ができるでしょう。

ただ、あまり神経質に脈拍数を気にしないこと。脈拍数はあくまで一つの目安。つらいと感じたら、むりせず休みましょう。人それぞれ、その人にふさわしい運動強度があるということをお忘れなく。

手首の内側に人差し指・中指・薬指の3本を軽く当て、15秒ほど脈拍を数えます。